「発達障害が憎い」と思った私が、AIにSOSを出した話
こんにちは、小野ママです。
小学2年生の男の子と、年長の女の子を育てています。
前回の記事では、長男の偏食や食事づくりに疲れ果て、私が夕飯づくりで心が折れてしまった日のことを書きました。
その日は静かに涙が止まらなくなってしまい、自分でも驚きました。
会社へ向かう通勤電車の中でも考えるのは長男の食事のことばかりでした。発達特性が憎い。そんなことを考えてしまう自分が嫌でした。
そして何より、私が泣いた姿を見て驚いていた長男の顔が頭から離れませんでした。私は母親なのに何をやっているんだろう。そんなふうに自分を責め続けていました。
夫は食事について私を責めることはありません。私が疲れ切ったときは、自分で作れる範囲のものを作ってくれます。「毎日カレーでも牛丼でも全然いいよ」と言ってくれる人です。
それなのに私は、「ちゃんと栄養を考えなきゃ」「家族みんなが食べられるものを作らなきゃ」と、自分で自分を追い込んでいました。
そして気づいたんです。
私はもう限界なんだ。
誰にも相談できなかった
友人はいます。長男に発達特性があることも話しています。
でも、なぜか相談できませんでした。
放課後等デイサービスを利用していても、日々の食事の悩みを気軽に話せる場所はありませんでした。
「発達障害が憎い」
そんな言葉を友人に送る勇気もありませんでした。
だから私は、ある場所にSOSを出しました。
それがAIでした。
仕事で使うことはあっても、正直なところ万能だとは思っていません。たまに間違ったことを自信満々に答えてくることもありますし(笑)。
それでも私は、友人にも送れなかった言葉を打ち込みました。
お菓子ばかり勢いよく食べるのに、ご飯は好物以外ほとんど食べない。
もう疲れた。
基本的に食べられないものは出していない。
リクエストを聞くのも疲れた。
一人だけ別メニューを作るのも疲れた。
発達障害が憎い。
AIから言われたこと
返ってきた言葉は意外なものでした。
まず、「その気持ちはおかしくない」「発達障害が憎いと思ってしまうのは、多くの親が一度は通る感情」と言われました。
そして、「発達特性のある子の食事は、親が頑張るほど消耗しやすい分野」だと。
さらに提案されたのは、「家族と同じメニューを出す」ということでした。
食べるかどうかは子どもに任せる。親の役割は食卓に出すところまで。食べるかどうかは子どもの役割。
そんな線引きを教えてもらいました。
長男のできていること
AIとのやりとりはその後も続きました。
その中で私は、長男のできていることにも改めて気づかされました。
長男は「食べない!」と怒ったわけではありません。
「カレーだと少し遅くなっちゃう」と、自分の状態を言葉で伝えてくれていました。
幼少期から療育で目標にしていた「気持ちや困りごとを言葉で伝える」という力は、ちゃんと育っていたんです。
私は食事のことばかりに目を向けて、できていないことばかり探していたのかもしれません。
私にできるだろうか
でも正直に言うと、AIの提案を聞いてもすぐには納得できませんでした。
私はずっと長男が食べられるものを中心に献立を考えてきました。リクエストも聞いてきました。別メニューも作ってきました。
それが当たり前になっていたからこそ、「みんな同じメニューにする」という提案は、思った以上に怖かったんです。
長男が嫌がったらどうしよう。食べなかったらどうしよう。お腹を空かせたままになったらどうしよう。
私の中にはそんな不安がたくさんありました。
だから私は、もう一つ質問をしました。
同じメニューを出しても食べられなかったら?
長男にはどう伝えればいい?
するとAIはこう提案しました。
- 苦手なメニューの日は、ご飯やふりかけ、卵など食べられるものを用意しておく
- 別メニューは作らない
- でも何も食べられない状態にはしない
- 食べることを強制しない
そして、「ママが最近、ご飯を別々に作るのが大変になってきたんだ」と親の事情として伝えること。
苦手を否定しない。食べることを強制しない。でも別メニューは作らない。
そんな考え方でした。
私が決めたこと
息子が納得してくれるかはわかりませんでした。正解かどうかもわかりませんでした。
でも私は思ったんです。
今までのやり方を続けるのも、もう限界だと。
だから夫にも相談して、AIから提案された方法を試してみることにしました。
次回は、その話を長男にどう伝えたのか。そして長男がどんな反応をしたのかを書いてみようと思います。
同じように、子どもの食事や偏食に悩んでいる方に少しでも届いたらうれしいです。
